女性らしさの象徴として挙げられる美尻。
大きくて上向き、肌もキレイな理想のお尻を求め、美尻になりたい女性が急増しているようです。
というのも、お尻に関する悩みを持つ女性が多いのが現状。
その悩みの種類も様々で
- お尻が小さい
- お尻が大きい
- 垂れ尻(セルライト)
- おしりの黒ずみ
- おしりにニキビ・ブツブツがある
などなど。
これらのおしりに関する悩みは、遺伝や骨格だけでなく生活習慣によって作られます。
なので、そのままにしておくとどんどんお尻の形は本来の美しい形から遠ざかってしまいます。
そこで、当サイトBIJIRINでは、美尻になりたい!ヒップアップしたい!という女性たちのために「美しいお尻の育て方」に関する情報を余すことなく提供していきます。
目次
美尻の定義とは?
「美尻を目指しましょう!」なんていうけれど、どんなお尻のことかわからないと何を目指していけばいいのかわからないし、努力のしようがありませんよね。
「大きいお尻がセクシー」とか「小尻がカワイイ」と大きさで考えがちです。
でも、大きいお尻は出っ尻なだけかもしれないし、小さいお尻は真っ平らの起伏のないお尻かもしれません。
こんなお尻は「美尻」とは言えないですよね。
- ある程度横に大きい(けど、大きすぎない)
- ふっくらと丸みを帯びている
- 太ももとの境がはっきりしている
- お尻のトップが高い
想像してみると、だいたい納得できるのではないでしょうか。美尻のイメージができたら、早速美尻目指して頑張っていきましょう!
美尻の条件はこの4つ!
では、より具体的に美尻の条件をご紹介していきます。
ハート形上向きヒップ
ハイサワーの美尻カレンダーに掲載されたお尻が全てハートに見えるということで定着した美尻の条件です。
ハートに見えるお尻というと、大きいお尻じゃないとダメなのかな?と思ってしまうかもしれません。確かに、インスタグラムなどで海外のモデルさんを見ると、逆ハート形の大きいお尻をしています。
そうなると日本人じゃハート形のキレイに上向いたお尻なんてムリっていう気になりますよね。
でも大丈夫。ハート形のお尻になるのに、大きさは関係ありません。
大きさは小ぶりでも、ツンと上向いて立体的な形をしていれば自然とハート形になれます。
諦めずにハート形の美尻を目指していきましょう。
ウエストとお尻の黄金比バランス
お尻だけを見ても本当に美尻なのかはわかりません。体の中でどのようにお尻が見えるかが重要です。そんな中雑誌『anan』が紹介して定着したのがウエストとヒップの黄金比という考え方です。
人が美しいと感じるバランスを黄金比と言います。実は女性の体にも黄金比バランスというものがあります。
お尻に関しては、ウエストとヒップのバランスが7:10の比率になっているのが黄金比であるといわれています。
ウエストをヒップで割ったときのスコア(W/H)が0.70であればいいというのことですね。
そこで、女性が憧れるボディでよく名前が挙がる芸能人でW/Hのスコアを調べてみました。
(*ネットで調べたサイズをもとに検証しているので、実際のところはわかりません)
W(ウエスト) | H(ヒップ) | W/Hスコア | |
ローラさん | 58 | 86 | 0.68 |
長澤まさみさん | 57 | 82 | 0.69 |
深田恭子さん | 62 | 88 | 0.70 |
このように見てみると、確かにウエストとお尻のバランスが黄金比に近い人が女性の憧れのボディということが言えそうですね。
まずはお尻を鍛えるのが美尻の条件です。でも、他の部位、特にウエストとのバランスが取れていないと、お尻が引き立つどころかチグハグな体に見えてしまいます。
ヒップとウエストのバランスを考えて、理想のボディバランスを実現できる美尻を手に入れましょう。
境目のえくぼ
お尻に無駄な脂肪がなく、適度に筋肉がついた状態だと、腰とお尻の境目の背骨を中心とした左右にえくぼが現れます。
このえくぼは「ヴィーナスのえくぼ」と呼ばれ、美尻の証とされています。
実際、日本でも人気のミランダ・カーなどの海外セレブが、ヒップトレーニングでこだわるのがヴィーナスのえくぼなんですって。
最近では、泉里香さんがテレビ番組の中でヴィーナスのえくぼを作るためのトレーニング風景を公開して、大きな話題になりました。
気になったので、かつて美尻女性の代表的存在だった熊田曜子さんや吉木りささんをチェックしてみると、確かに彼女たちにもヴィーナスのえくぼがあったんです。
もしかすると、日本でもお尻自慢の女性がこっそり美尻を作るためにこだわってきたのが「えくぼ」だったのかもしれませんね。
ニキビや黒ずみのないキレイな肌質
いくらお尻の形が良くなっても肌質が悪いと台無しになってしまいます。
表面にニキビや黒ずみがあると自慢のお尻もテンションが下がりますよね。もちろんセルライトなんて論外。
やっぱりタマゴみたいにツルンとした肌の方が美尻を引き立てます。
どうせ人に見えないなんて思わずに、お尻にクリームを塗るなどお肌の手入れをしましょう。クリームを塗るときにマッサージすれば、気になるセルライト対策にもなって一挙両得です。
鏡を見てホレボレする本当の美尻のために、肌のケアもしっかりしていきましょう。
おしりの形4種類を徹底解説!あなたはどのタイプ!?
実は、お尻の形は人それぞれ異なります。運動習慣の有無や座り方、歩き方などでお尻の形は違ってくるのです。
そのため、美尻を育てていくには、自分のお尻の形に合わせた適切な育尻対策をしていくことがとても大切。
でも、お尻って自分ではなかなかどんな形かわかりづらいですよね。自分のお尻の特徴がわからないと、育尻もうまくいきません。
そこで、おしりの主なかたち4種類、それぞれの特徴や原因・対策などをまとめてみました。
垂れ尻
お尻全体の筋肉がたるんで下がってしまっている状態のお尻です。洋ナシ型とも言われます。
加齢や運動不足などでお尻の筋肉が衰えて、お尻を支えることができず垂れてしまうのです。
オバサン体型の代表・・でも若い人も注意!
たるんだお尻の肉がダブダブになってしまい、オバサン体型にありがちな二段尻になってしまうこともあります。
そのため、中高年のお尻の特徴と思われがちですが、筋肉量がないと若くてもお尻は垂れてしまいます。
例えば、歩き方が悪かったり、運動習慣がないとお尻の筋肉が衰える原因になるでしょう。
セルライトの原因にも・・・
また、お尻が垂れるとお尻の周りの巡りが悪くなって、老廃物などもたまりやすくなってしまいます。
こうなってしまうとお尻がむくんでさらにタプタプしたお尻になったり、セルライトでお尻の見栄えも悪くなるので注意しなければなりません。
- お尻を持ち上げると「こんなに足が長かったんだ・・・」
- 足を後ろに上げられない
- 運動習慣がない
- 歩くときに足が上がっていない
垂れ尻の対策
垂れ尻対策は大股で歩くことが一番です。垂れ尻の主な原因はお尻の筋力不足なので、お尻の筋肉を意識しながら歩幅を大きく広げて歩きましょう。
歩くときに「お尻を使って歩く」ことを強く意識して、ひざ裏をまっすぐ伸ばすようにしてみてください。
階段の一段飛ばしも自然に大股になるのでおすすめですよ♪
扁平尻
日本人女性のお尻の悩みの中で最も多いのが平らなお尻、扁平尻です。
真っ平らでお尻のボリュームがなかったり、お尻にメリハリがなくお尻と太ももの境目がないようなお尻のことを指します。
扁平尻の原因
扁平尻の原因は色々な理由で骨盤が後ろに傾いてしまっているからです。
骨盤が後ろに傾いてしまうと、お尻が下を向くようになります。すると、本来お尻の形を支えるはずの筋肉が弱くなって、ペタンと平らになってしまうというわけです。
では骨盤がなんで後ろに傾いてしまうかというと、股関節が歪んでしまうから。内股の姿勢だったり、座るときに足を組むことが多いと、股関節がだんだんともとの形から歪んでしまいます。
その股関節の歪みに引っ張られて骨盤が歪んでしまうのです。
- パンツをウエストサイズで選ぶとお尻の部分がブカブカ
- 足を組んで座ることが多い
- 下腹がポコっと出ている
- 幼児体型
扁平尻の対策
扁平尻の対策としてスクワットなどの筋トレも挙げられますが、最も効果的なのは骨盤矯正。
筋肉を刺激しても骨盤の形が乱れているとお尻は真っ平らなままです。骨盤が元の形に戻るようにしっかりと矯正していきましょう。
まずは股関節が歪まないように、内股にならないように意識すること。そして、座るときは足を組んだり、ぺたんこ座りをしないように気をつけましょう。
また、骨盤矯正にも使える育尻ガードルを着用するのもおすすめです。
出っ尻
お腹が前に出てお尻が後ろに突き出したような形のお尻が出っ尻です。
「ボン・キュッ・ボン」のようなハリのあるお尻ではなくて、単にお尻が後ろに突き出ているだけなのでセクシーさは皆無。横から見たときのシルエットがすごくおブスになってしまいます。
出っ尻の原因も「骨盤」!
出っ尻の大きな原因は骨盤が前傾して「反り腰」姿勢になってしまうことです。
骨盤が前傾してしまうせいで、体のバランスを取るためにお尻の筋肉がむやみに大きくなってしまいます。
また、骨盤が前傾することで、お尻の脂肪のつき方も偏ってお尻がドンと突き出るようになってしまうんです。
もしも、そんなに太っていないのにお腹が前の方に出っ張っている場合には、骨盤が前傾している可能性が高いので出っ尻に注意してください。
出っ尻は腰痛の原因にも・・・
お尻が不自然に突き出てしまうため、バランスを取ろうとしてあごが上がり気味になってしまいます。もしも、あごが常に上がり気味だと感じたら出っ尻になっているかもしれません。
また、骨盤から背中にかけて反ってしまうので、腰に負担がかかります。そのため、腰痛の人が多いのも出っ尻の特徴ということができます。
- 立った姿を横から見るとお尻が後ろに突き出ている
- ヒールをよく履く
- 反り腰
- 腹筋が苦手
出っ尻の対策
出っ尻の対策はとにかく骨盤が前傾しないようにすること。
骨盤が前傾するのは腸腰筋という筋肉が弱っているのが原因です。そこで、腸腰筋を刺激して骨盤が元の形に戻れるようにしましょう。
扁平尻対策と同じように、骨盤矯正機能のついたクッションや育尻ガードルを利用するのも良いのではないでしょうか。
四角尻
四角尻とは、後ろからお尻を見たときにピーマンのような形のお尻のことを言います。四角く、立体感がない男性のようなお尻で、女性らしい桃尻とは真逆のお尻です。
ランニングやスポーツジムに通ったり、熱心にヨガやピラティスをしている人に多いのが特徴です。
四角尻の原因は?
四角尻になってしまう原因は、ズバリ大臀筋が発達しすぎたこと。だから、熱心に鍛える人に四角尻が多くなってしまうんです。
美尻トレーニングに熱心なあまりわざわざピーマンみたいなお尻にならないように注意しましょう!
- 筋トレやランニングなどを熱心にやっている
- 足の間に隙間がない
- お尻を触ると硬い
四角尻の対策
四角尻にならないようにお尻を鍛えるのをやめるのはNG。大臀筋が衰えてしまうと、今度は垂れ尻、扁平尻になってしまいます。
せっかく運動習慣があるのにそれを止めてしまってはもったいないですよね。
そこで、四角尻対策に有効なのがストレッチやマッサージです。鍛えた大臀筋が硬くならないようにストレッチをしたり、揉んだりしてほぐしていきましょう。
残念ヒップをつくるダメ尻習慣
お尻が残念な形になるのは、もちろん遺伝が原因の場合もありますが、多くはお尻の形に悪い生活習慣がついてしまっているからです。
以下のような習慣がある人は自分で自分のお尻をダメ尻にしているようなものです。改善するようにして美しいお尻を取り戻しましょう。
座り方が悪い
悪い座り方をすると骨盤を歪めてしまいます。骨盤が歪むともちろんお尻の形も悪くなってしまいます。
お尻の形を悪くする座り方には以下のようなものがあります。
- 座るときに足を組む
- 横座り
- ぺしゃんこ座り
どれも女性らしい座り方と言われるので、ついやってしまうかもしれませんが美尻を目指すときには大敵。座っているときに気をつけるようにしましょう。
長時間座りっぱなし
座り方だけではなく、座る時間にも注意が必要です。座る時間が長いと、それだけお尻や骨盤周りの筋肉が使われずどんどん弱くなってしまいます。
それだけではなく、座るとそれだけお尻が体重でひしゃげるので形が悪くなったり、めぐりが悪くなってしまいます。
むくみやセルライトの原因になるのでデスクワークが多めな場合は注意が必要です。
立ち方が悪い
座るのがよくないなら立っておこう、と思うかもしれません。
でも、立ち方が悪いのもダメ尻の原因になってしまうので注意しましょう。
具体的には、まっすぐ立ったときに重心が片方の足に偏っている場合です。
お尻の筋肉のつき方が左右で偏っている可能性があります。
気付いたときに改善するようにしましょう。
内股になりがち
内股でいるとなんだかカワイイ女の子っぽい感じがするので、ついつい内股で過ごしてしまう人が多かったりするみたいです。
でも、立っているときも、歩くときも内股でいるのはやめましょう。
股関節の歪みを引き起こして扁平尻の原因になってしまいますよ。
バッグをいつも同じ側の肩にかけている
バッグを肩からかけるときに、いつも決まった側にかけてしまうなら要注意です。
決まった側にだけバッグの分の重さがかかってしまうからです。
いつも同じ側に負担が偏ってしまえば、ボディバランスが崩れてしまいます。
お尻の筋肉のつき方も左右で差がついてしまい、お尻の形が崩れてしまうんです。
いつも猫背
現代社会はスマホやパソコンを扱う人が多いため、猫背になってしまいやすい環境にあるということができます。
猫背になると骨盤が後ろに傾くようになってしまうので、お尻が垂れてしまい、真っ平らな起伏のない形になってしまいます。
猫背は、お尻だけでなくボディ全体の見た目をとても悪くしてしまいます。
もしも猫背なのであれば絶対に改善しなければならないポイントです。
頬杖をつく癖がある
頬杖をつくのもお尻の形を悪くする悪習慣の一つです。お尻と頬杖なんて関係あるの?と思ってしまいませんか?
試しに頬杖をついてみると自然に猫背になるはずです。
猫背はもちろん骨盤の歪みを引き起こします。
そうなるとお尻は下に垂れてしまいます。
就寝中の姿勢が悪い
寝るときは仰向けで寝るようにしましょう。もちろん、人それぞれ気持ち良い寝姿勢というものがあると思います。
でも、うつ伏せで寝てしまうと反り腰状態になって、骨盤が前に傾くようになります。骨盤が前に突き出すとお尻は腰が反った分突き出てしまいます。いわゆる出っ尻になってしまうんです。
また、横向きに寝てしまうと当然のようにお尻の形が歪んでしまいます。常に横向く方向が決まってしまうと歪んだ形にお尻が固定されてしまいます。
このように仰向け以外の寝姿勢はお尻にとってデメリットが多いので、できるだけやめるようにしましょう。
美尻の作り方は幾通りもある!!
前述の美尻の条件や垂れ尻の原因、ダメ尻習慣を踏まえたうえで、美尻になる方法は幾通りもあります。
筋トレ
美尻になるための筋肉(大殿筋や中殿筋)を鍛えることによって、脂肪を落としつつハリのある上向きなヒップになることが期待できます。
おしり専門のジムが流行りだしてきているように、筋トレは美尻になるための必須項目といえるでしょう。
骨盤矯正
垂れ尻・扁平尻の原因ともいえる骨盤のゆがみ。
骨盤矯正をすることで、お尻の筋肉をつきやすくし、ヒップアップ効果が期待できます。
骨盤矯正=ヒップアップといっても過言ではないでしょう。
正しい歩き方・座り方
歩き方・座り方を改善することもおしりには重要です。
これは骨盤矯正につながりますが、カラダの左右のバランスが悪いとお尻は残念なかたちのまま、美尻にはなりづらいです。
日常から正しい歩き方・座り方を意識することが重要です。
美尻グッズ・器具
おしりの黒ずみやニキビ・ブツブツなどを改善してくれる効果が期待できるヒップケアクリームや、骨盤矯正効果が期待できる美尻クッション。
履くだけで美尻効果が期待できるヒップアップショーツや育尻パンツ、ガードルなどなど。
美尻ブームそのままに、美尻グッズや器具が多く販売されています。
これらを利用したうえで、日常から美尻習慣をつけるとより効果が期待できそうです♪
ブス尻になる生活習慣をどんどん改善して、毎日鏡を見ても飽きないような美尻を手に入れましょう♪